今日も一日仕事を終えた。今月はノルマも達成でき気分がいい。早く家に帰ってお風呂に入り、冷えたビールで家族と祝杯でもあげよう！そんなことを考えながら帰りの電車に乗っていると、マンションに住んでいると思われる女性二人がこんな会話をしている。「エミコの所の新築マンション、お風呂どう？」「広いけどプラスチッキーで味気ないわよ」「うちもそうよ。全然リラックスできないわ」「もう少し何とかできないのかしら。安く仕入れた大量生産品感がハンパなくて、温か味がないのよねぇ～」。
家も同じようにマンション住まいで、プラスチック感満載のお風呂。電車で聞いた女性二人の会話を妻と娘に話すと、驚いたことに同じように思っている。そうか、俺はそんなこと考えたことなかったけど、意識してみると確かにそうだ。機能だけを考えれば、プラスチックだろうがなんだろうが風呂は風呂だが、どうも味気ない。旅先等で天然木のお風呂に入った時のあの開放感は、プラスチックからの開放という一面もあるのかもしれない。
とは言っても、リフォームにはお金がかかる。サラリーマンの俺には難しい相談だが、せめて気持ちだけでも妻や娘を喜ばせたい。そこで「バスチェアー とちぎ桧イス（L）」を買ってみた。使われている桧材は、木曽、四万十、吉野とならび、日本でもトップクラスの優秀材とされる日光・八溝山の桧。職人がひとつひとつ丁寧に手作りしている。しかも釘を一切使わないというこだわりが気に入った。最近のバスルームはシャワーの位置が少し高めな傾向にあるが、それも考慮されたイスの高さに設計されており、少し小柄なうちの妻も満足しているようだ。
座面は滑らかで肌触りも良いと娘も大喜び。さわやかな桧の香りがバスルーム全体に広がり、リラックスできるからか、家族みんなお風呂に入っている時間が長くなったような気がする。厚さ23mmの一枚板を座面、脚部すべてに贅沢に使用していて、丈夫さと安定感も問題なし。座りやすく立ちやすい高さは、膝や腰への負担も低減するため、たまに泊まりに来る両親も気に入っているようだ。でもこの製品には一つだけ問題があった。それは、いつの間にかお手入れ係が俺になっていたことだ（涙）。
バスチェアー とちぎ桧イス（L） 価格14,580円（税込み）